機器設計会社のStrategy Design

InaFがクライアントとのミーティングで、当初最も重きをおくのは「ヒアリング」です。ヒアリングを通して「あるべき姿」をデザインし、課題を明確化していきます。 課題①　HP経由の問い合わせの少なさ  石川総研 様の技術の要となるのは、「繊維を解きほぐす」ことです。しかし、既存のホームページでは、技術の訴求キーワードとして「微粉砕」を使っていました。競合他社として意識している企業をいくつかピックアップして頂き、ホームページを分析しましたが、やはり「微粉砕」というキーワードを訴求しても、より規模の大きい企業には勝てないと判断しました。ホームページリニューアルを機に、繊維を断ち切らず、ほぐすことで、元の素材を活かせることを全面に打ち出し、リサイクルやアップサイクルとしての新しい価値を訴えていくことを提案しました。 課題②　営業活動におけるリードタイムの長さ

機械設計はBtoBビジネスで、受注生産のため、問い合わせから受注までの期間が長くなります。また、予算編成時期と受注時期が連動するため、どうしても閑散期が生まれてしまいがちです。これまでも、工場内の機械を使った「お試し」解繊を行っていましたが、それを本格的にサービスとして打ち出すことで、事業の第二の柱を創ることにしました。 これらの課題を解決するためのMarketing Project（ホームページリニューアル）を始動させることになりました。