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美容室運営会社のStrategy Design

Client:

(株)mash up 様

Year:

2024年

個性を活かしたプライベートサロン。経営条件が異なる各店舗でも、指標とすることのできるKPIを設定するため、メニューごとのコスト洗い出しを行うモデル店舗の選出と地域に密着した集客が可能なチラシの制作を提案しました。

mash up 様は東京都下を中心に座席1席から3席程度のプライベートサロンを運営しています。起ち上げたばかりのサロンも多く、早期の黒字化が必要という課題をお持ちでした。 課題① KPI設定の必要性 フランチャイズとは異なり、mash up 様はそれぞれのプライベートサロンの個性を大切にされていました。各美容師の強みを活かすため、メニューや価格帯、使っている材料も店ごとに異なります。裏を返せば、業務の進捗や目標を数値で管理したり、全体としてのゴールを共有することが難しくなっていました。 まずは現状把握をするために、各店舗ともに1週間の売上メニューと顧客情報を収集して頂き、曜日ごとの稼働時間あたりの売上を比較しました。そして、今後売上を最大化し、コストを削減するには、どんな定量的指標を使うべきかのディスカッションをInaF内で行いました。単価は低くても、施術時間も短く材料費のかからないカットをたくさんこなすべきなのか、それとも単価の高いカラーなどのメニューをPRした方がいいのか。ターゲットとなる顧客層や顧客満足度などによっても左右されますが、まずはモデル店舗を選出することを提案しました。各メニューにかかっている費用を洗い出して、一番利益の出やすいメニューを絞り込んでいくためです。

課題② 店舗ごとに異なる現状の把握

KPIに必要な数値の洗い出しとは別に、各店舗の売上を最大化していくための集客は行っていかなければなりません。それぞれの店舗のターゲット層と打ち出したいメニューに齟齬がないかなどを明確にするため、実際に各店舗に足を運んで立地条件を確認したりお客様とのコミュニケーションツールや美容師の技術的強みについてアンケートを行ったりしました。

集客については何店舗かですでにインフルエンサーなどを通してのPRを行ったことがあるとのことでしたが、地域性の強いプライベートサロンについてはチラシが有効であると判断し、1st stepとしてMarketing Project(チラシ制作)を始動させることにしました。

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