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Yuko Fujimoto

機器設計会社のホームページリニューアル①

更新日:6月13日

新事業の確立と訴求キーワードの変更




静岡市にある石川総研 様との出会いは3年前に遡ります。 静岡に住んでいた頃、ひょんなことで再開した前職の仲間が商工会議所で中小企業のサポートを行っており、紹介を受けたのがきっかけです。 最初のリニューアル

InaFがホームページリニューアルの際に重きをおくのは「ヒアリング」です。ヒアリングを通して「あるべき姿」をデザインし、課題を明確化。課題を解決するための短期的な打ち手を2つ提案しました。 課題① HP経由の問い合わせの少なさ 石川総研 様の技術の要となるのは、「繊維を解きほぐす」ことです。しかし、当初のホームページでは、技術の訴求キーワードは「微粉砕」となっていました。競合他社として意識している企業をいくつかピックアップして頂き、ホームページを分析しましたが、やはり「微粉砕」というキーワードを訴求しても、より大きい企業には勝てないと判断。繊維を断ち切らず、ほぐすことで、元の素材を活かせることを全面に打ち出し、リサイクルやアップサイクルとしての新しい価値を訴えていくことを提案しました。 「解繊」というキーワードの検索ボリュームは決して大きいものではありませんでしたが、競合の多い市場を抜け出し、少しずつ関心が高まってきていた「環境負荷の削減」を見据え、事業の転換を目指す企業を顧客として取り込んでいこうということになりました。


課題② 営業活動におけるリードタイムの長さ

機械設計はBtoBビジネスで、受注生産のため、問い合わせから受注までの期間が長くなります。また、予算編成時期と受注時期が連動するため、どうしても閑散期が生まれてしまいがちです。これまでも、工場内の機械を使った「お試し」解繊を行っていましたが、それを本格的にサービスとして打ち出すことで、事業の第二の柱を創ることにしました。 1回目のHPリニューアルで、月あたりのセッション数は約20%増加、HPからの問い合わせは2倍に増えました。何より技術への理解が深まり、確度の高い見込み客からの問い合わせが増えたというフィードバックを頂きました。

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